| 『千と千尋の神隠し』ビデオが、赤くなっている問題、ネット上で大きく盛り上がっています。当サイトでもこの問題について、取り上げてみたいと思います。 まず、図1をご覧下さい。上部は一番評判の良い特典ディスク収録の予告編、中部は問題の本編、下部は予告編に私が色調整を行い、本編の色合いにあわせた物です。完全に同じには出来ませんでしたが、大体はあわせられたと思います。 この画像で何をするのかは、下で語ります。さて、ブエナの正式発表はまだみたいですが、現時点では、どうやら仕様という事になりそうです。こちらのページでは、ブエナに問い合わせたところ、以下の返答を頂いたみたいです。 この件に関してブエナ・ビスタに話を聞いたところ、DVDの製作には「劇場のDLPシネマで使用されたデータを流用するのではなく、DVDのために新たに色合いなどを調整した」とのこと。液晶テレビやプラズマなど、再生機の能力や色調の格差が大きい状況を考慮して、宮崎監督や撮影監督も参加してこの色調は決定したそうである。(赤字は引用者。) あくまで、この方がブエナに問い合わせた時の担当者が、こう答えたという事実に過ぎませんので、今後訂正があるかもしれませんが、仮に宮崎駿監督がこれで良いと判断したと仮定しますと、正直首を捻ってしまいます。ですので、『高畑勲ネット』流で、ちょっとした実験を行ってみたいと思います。 つまり、今回宮崎監督が下したと言われている判断を、高畑監督が『母をたずねて三千里』のDVD化の時に下した、と仮定するのです。 図1で行った画像補正を、当サイトが、第17話『赤道まつり』で引用した画像に、施してみました。 それが図2から図6までの画像です。見れば判ると思いますが、左半分に補正を行い右半分はそのままにしています。 いかがでしょう。『母をたずねて三千里』は、1976年、今から4半世紀以上も前の、古い作品ですが、その古さが非常に良く出ていると言える映像ではないでしょうか?現在、地上波で再放送されて、この色合いで放送されても、全く違和感無いでしょう。(勿論左半分の色合いという意味ですよ)『母をたずねて三千里』の歴史の古さを、存分に味わえるDVDになった事でしょう(笑)。 これまたネットの噂に過ぎませんが、スタジオジブリの鈴木PDは、ビデオを買ったら、すぐに見ないで10年間は封印して欲しいというような事を、言っていたと聞いています。もしこれが事実だとすると、『千と千尋の神隠し』DVDのこの色合いの説明が、見事につきますね(笑)。 まぁ、冗談はさておき、何らかの納得いく説明を、是非ともお願いしたいところですね。勿論、宮崎駿監督御大が、『これで良い!』と言い切ってくれるのであるのなら、私は全く文句を付けるつもりはありません。ただ、後半の空と海は、きれいな青色で見たかったなぁ、とひっそりと思うだけです。 恐らく、今週中か来週中に、それなりも結論が出ると思われますが、果たしてどういう事になるのか、興味津々です。ごまかしではない、本当の事が発表される事を、熱望します。 |
![]() (図1)上部=予告編、中部=本編、下部=予告編に画像補正。 ![]() (図2) ![]() (図3) ![]() (図4) ![]() (図5) ![]() (図6) |
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| 参考資料 画像作成時、使用したソフトウェア CyberLink Power DVD XP Jasc Paint Shop Pro 6.00 AviUtl Power DVD XPのカラーセット名 ビビット(デフォルト値) AviUtlの画像補正値
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